夏の相模湾の風物詩、シイラ。
沖縄のGTや外房のジギングではたくさん釣れるけど、正直お邪魔者。
ただゲーム性が高く、気軽に大きな魚と遊べ、フライなどにするとそこそこ食べれるので、まんざらでもない釣りです。
わたくし、ここしばらく釣りに行ってないため、動悸息切れ手の震えなどが起きていたため、突如本日特攻。
本日は平塚の庄三郎丸へ。
こちらの船は、相模湾のシイラやマグロではよく聞く船です。
本当にたくさんの船を持っているので、乗り合いで断られることはレアです。
受付してみると、平日なのにシイラの船に8人、マグロの船に17人ぐらい来ていました。
相模湾のキハダマグロは、関東のルアーマンのあこがれですから仕方ないにせよ、仕事せえよ!、と自分を差し置いて心配してしまいます。
自分は一番遅くに来たのに、何故か船の右ミヨシがぽっかり開いていたのでそこに席を取ります。
出船してしばらくして、いろいろな浮遊物を発見するが常にお留守。
しょうがないので目を皿のようにして、ミヨシでふらつきのシイラを探す。
シイラを見つける。
みなに声をかける。
シイラが左にはしる。
左後方の人が釣り上げる。
シイラを見つける。
みなに声をかける。
シイラが左にはしる。
左後方の人が釣り上げる。
シイラを見つける。
みなに声をかける。
シイラが左にはしる。
左後方の人が釣り上げる。
そう、ミヨシポジションなので見つけるものの、投げるチャンスが殆ど無い。
しかもまだ右側に流れてくれるならいいが、何故か百発百中で左に流れる。
ふらつきのシイラを見つけて船が止まるまで10秒近く。
無理やり自分が投げるにしても3秒近く。
10ノットで船が動いていたら、3秒で15m、10秒で50mは船は魚から離れてしまう。
そうすると後ろに投げないといけないが、そんなことをしたら、後ろの人が投げられなくなってしまう。
なので声掛けして終了なのである。
運良く1,2回はシイラが反転してくれたので投げることは出来たが、基本的には見つけて周りに声をかける人に変身した。
また、ついぞ浮遊物に付いているシイラに出会うことがなかった。
こういうケースなかなか珍しい。
シイラ釣りについて
シイラ釣りはソーシャルな遊びです。
ミヨシの人間がフラつきの魚や浮遊物を探します。
浮遊物を最初に狙えるのはミヨシの特権。そのかわりフラつきは見送る。
ミヨシが見つけたフラつきに、素早く後ろの人が反応してルアーを投げて、魚の興味を引いて足を止め、みんなでルアーを投げて食わせる。
自分も数年前までは、仲間で船を仕立てて、みんなで入れ替わりで役目を交代しつつ、みんなで釣れるように、チーム競技として楽しんでいたものです。
もう一度ぐらい行けるといいなあ。
道具
ウェア
- アメリカの激安店で交流した化繊の長袖シャツ
- パタゴニア トロピカル フラッツ パンツ
- モンベル ストームクルーザー上下(15年もの)
- native スニーカータイプのサンダル
- パタゴニア ネックガード
- マズメのキャップ
- 愛眼の株主優待で買った度付き偏光グラス
- シマノ オフショアグローブ
タックル
- カーペンター BC63LR、BLC70/16、BLC83/35 3pc
- 02ツインパワー5000HG *2、08ツインパワー12000
ルアー
- マングローブスタジオ マヒジャーク、ボラドール150
- ダイワ ドラドペンシル
- タックルハウス ブリット