先輩が船を持っているのです。そしてそれを偶に、勝手に乗らせて頂いてます。
ヤマハの23ftの年季物。エンジンは2st115馬力。
自分は主にシーバス釣りに使っていて、若洲の当たりから、時には海ほたるを超えた当たりまで乗り回しています。
こちらを海上に係留しております。
すると問題は、貝の付着。
最低でも1月に1回は船を出すようにしていますが、気が付くと20%ぐらいスピードが出ない。
こうなると楽しい楽しい船底掃除の時間がやってきます。
手順
今回は船底の塗装がないので、その日中に終わります。
- 上架
- こそぎ落とし
- 高圧洗浄
- 下架
上架
遠くに見える青い物が船を上げてくれます。
船を動かすための専門の車。思えば飛行機もこういう車が動かしますね。
船の下にロープを張ります。
船が浮くと、ちょっと感動します。
車が接触する部分の貝を掃除してくださっています。
ドッキング!
移動開始!
こそぎ落とし
船底はご覧のとおり、貝が付着しており大変ばっちぃ。
これをもんじゃの時に使うヘラ?コテ?を100倍大きくしたものでこそぎ落とします。
結構腰が辛いです。
頑張ってこそぎ落とすと、こんな状態のものが
こんなかんじになります。コツはヘラでこすっていて、抵抗がなくなるまでやり切ることです。
高圧洗浄
おぶつはしょうどくだー!
人生で初めて高圧洗浄をしたのですが、驚きました。
最初かなりの衝撃を感じ、3センチぐらい体が後ろに持っていかれるのを感じます。
上が高圧洗浄後、下が高圧洗浄前です。
注意点としては、塗料まで一緒に剥がれるということ。
またクッション材に穴を開けてしまうことが上げられます。
このため常に風上から行うこと、弱い部位に直接あげないコントロールが求められます。
下架
来た時と同じルートをたどって下架します。
上架、下架にかかる時間は大体20分ぐらいでした。
休日に複数の上架、下架の予約が入っていると大変な渋滞が発生するそうです。
まとめ
船底の掃除だけですとだいたいコミコミで2名で3時間程度でした。
ヤマハなどのボートシェアですとなかなか経験できない体験です。
改めて船を維持する重みを理解した一日となりました。